勉強をする意味ってなんだろう?
考えたことはあるけれど、結局答えがでないまま
今を過ごしていませんか?
勉強はした方がいい、しなければいけないこと
だからと、意味を考えようとしたことすらないかもしれません
私も、勉強はしなければならないこと、
周りのみんながやっているからする
くらいのものとして捉えていました
そんな考えが覆された一冊です
「勉強」に対するイメージを変えてみませんか?
Contents
こんな方におすすめ
- 勉強をする意味を知りたい
- 大学に行きたいけれど、勉強する気が起きない
- 将来が不安
概要
吹奏楽部の活動とバンド活動に熱中している高校2年生の内田和花
バイトをしたくて父親に申し出るも
「してはいけない理由がわかるまでしてはいけない」
と言われ、理由が分からず、父親と衝突を繰り返していた
進路を考える時期になり、
大学に行くか就職するか思い悩み悶々としている和花に
10歳年上の兄喜多郎が「手紙屋」という人物を紹介する
喜多郎は事故で両足が不自由になり車椅子で生活をしているが、
いつでも明るく前向きで、
親には素直になれないことも喜多郎になら素直になれた
喜多郎が手紙屋からもらった10通の手紙を読むうちに
手紙に引き込まれていく和花
喜多郎の前向きさはここから来ているのかもしれない
自分も手紙屋とやり取りをしてみたい
そう思った和花は手紙を書き始める
手紙屋との10通の手紙を通して
「勉強」というものに対する見方が変わっていく和花
人生を自分の手で切り開いていく物語
心に残った言葉
- 勉強も道具の一つです
- 人から何かを学んで成長するいひ版の方法は、自分の持っているこだわりを一度全部捨てて、相手の持っているものをそのまま素直に受け入れてみようとすることだからです
- 努力をして結果を残したことがある人にしか分からない苦しみがあります。あなたも「勉強」という道具を使ってその壁を乗り越えることによって、何もせずにやったことを批判する側ではなく、そういう人の気持ちをわかってあげられる側になることができるのです
- 勉強という道具は、自分をピカピカに磨いて、昨日とは違う自分になるためにある
- それでも、やはり私は「勉強」という道具が、自分を磨く道具としては一番優れていると思うんです
- 勉強するとは「今までこの地球上に存在した人々が経験し、発見しては次の世代へと伝えてきた素晴らしい知識や知恵を、今度は自分が受け継ぎ、自分のものにすること」
- 自らを磨いて、何かの役に立てた時はじめて、人生に意味が生まれたと自覚できます。はじめから意味がわかるから、それに向かって生きて行くのではありません。自分の人生に意味があることを自覚したければ、自分で磨いて、形を変えて意味を持たせるしかないのです
- 一度作ると決めたら、それでよかったかどうかは問題ではありません。まずは完成させてしまうことが大切なのです
- 「意志」の力を強く持ち続けるために、「勉強」という道具を使う
- 成功するために必要なものは、方法ではなく行動である
- 家に帰ってから最初に座る場所で人生が決まる。まずは自分を磨くための場所に座り、それを始めよう。それ以外のやりたいことはその後だ
- 本当にできるようになるのは、あくまでの「自分で練習を繰り返したとき」だけなのです
- 解けるようになる前、読めるようになる前は、実は本当の勉強ではありません。それは「準備」なのです
- どうすればあらゆることに興味を持つことができるのか。私はまず、人に興味を持つべきだと思うのです
- 勉強という道具は、「自分を磨くため」「人の役に立つため」という二つの目的のために使ったときにはじめて、正しい使い方をしたと言えるのです
- 大人になって掲げる夢とは、この世界に生きる一員として、ほかの人たちに対して、もっとたくさんのことができるんじゃないかと考え、その方法を大きくしていこうと考えることなのです。そして、これが正しい夢の定義であり、実現する夢だと言えます
- 子どもが幸せを手に入れる方法は「自分のために頑張ること」ではなく、「人のために生きること」なのです
最後に
学生時代の私に読ませてあげたかったなぁというのが率直な感想です
勉強を苦手なもの、自分は頑張ってもできないと思い込んでいた自分が
恥ずかしいです笑
でも、この本で勉強することの本当の意味を知ることができたし、
過去を悔やむことはしたくない
むしろあの頃はあの頃なりに一生懸命やっていたのだから、
そんな自分を褒めてあげたいし、認めてあげたいなぁと
それに、学校の授業のみが勉強ではないのだから
今からだって、日々意識して目を向ければ世の中
は勉強したいことで溢れています
私はもともとコーヒーが大好きです
最近ハンドドリップコーヒーの講座を受けて、
コーヒーについて興味が湧いて調べるようになりました
コーヒーを上手く淹れられるようになって、
家族や周りの人を喜ばせたい
読んだ本の良さを発信して、
今悩んでいる方や行き詰まっている方を前向きにしたい
他にも色々と考えていこうと思います♪
考えているだけで楽しいですね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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