小説

神様の定食屋

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穏やかに心地よい毎日を作る考え方や方法、本を発信する30代3児ママ。 毎日が楽しく、日常に感謝できる様になる本や方法をご紹介。 育児の合間に始めた読書で、現実は変えられなくても見方や考え方は変えられることに気づく。そんな仲間を増やしたいという想いで発信中。 訪れてくれた方にほっと一息ついてもらえる場所になりますように...♡

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みなさんは、一番近くにいる大切な人に、

自分の想いや感謝の気持ちを伝えることはできていますか?

よほど自分に素直に自分の気持を表現できる人ではない限り、

なかなか難しいことかもしれません

私自身も、なかなか気持ちを表現することが苦手だし、

恥ずかしくなってついごまかしてしまうことが多いような気がします

今回は中村颯希さんの「神様の定食屋」をご紹介いたします

もう会うことができない人へ伝えたかった想いを

神様の力が手伝って伝えていく、そんな物語

大切な人へ気持ちを伝える、きっかけにしてみませんか?

こんな方におすすめ

  • 素直になりたい
  • 感謝の気持ちを言葉にしてつたえたい
  • 心が温まる小説が読みたい

あらすじ

不慮の事故で両親を亡くし、

妹とともに定食屋「てしおや」を継ぐことになった主人公の高坂哲史

哲史は料理がまったくできず、いつも妹に怒られてばかり

そんな時立ち寄った神社で漏らした愚痴を

なんと神様が聞いていて

未練を残した魂が哲史の体に入り込んでしまう

いつしか神社に通うようになった哲史は

料理を通して魂が相手に伝えたかったけれど

伝えられなかった想いを魂の代わりに相手に伝えるようになる

「てしおや」の本当の意味とは...

料理が繋ぐ心温まる5編の短編集

心に残ったフレーズ

実際のところ、願いを叶えるなどと大層なことを私はせぬ。願いと願いを拾い上げ、その因果の糸を絡め合うだけ。おまえの願いの先に、誰かの願いが転がっていれば、あるいはおまえの願いも叶うかもしれぬ

P126 神様の言葉

最後に

私は普段小説はあまり読まないのですが、

そのことを、気心の知れている友人に話したら、

こちらをおすすめしてくれて、次に会う時に持ってきてくれました

そんな友人の優しさに、感謝しながら読み始めたこちらの物語

人間の想いに寄り添える素敵な作品でした

皆自分の大切な人を失い、でも前を向いて生きていこうとする姿に

何度も涙が出ました

やっぱり人の想いが人を動かすんだなぁと

お料理の描写も素敵で、とても美味しそうで、

読んでいてお腹が空いてきました笑

こんな定食屋さんが近くにあったら行ってみたいなぁ

香りや味でその人のことを思い出し、その人への想いも思い出す

お料理のパワーは偉大ですね

小説は人の色々な想いや感情に触れられるのが魅力的ですね

言葉の言い回しや表現も知ることができて

学びにもなりますね

これから、読んでいこうかなと思います♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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