特に不満もないけれど、人生このままでいいのかなぁ
もっと他に何か自分はできるはず
と思いながらも、毎日をただやり過ごしてしまっていませんか?
今回はそんな方に向けて、
喜多川泰さんの「ライフトラベラー 人生の旅人」をご紹介します
旅が好きという方は多いと思ます
ワクワクしながら行く旅も、辛いことがあって気分転換のために行く旅も
旅にいくことを目的にしていることが多いかと思います
みなさんは、旅の本当の意味について考えたことはありますか?
私はただ楽しむために行くもの、くらいにしか考えていませんでした。
旅をすることで人生を変える、
一見関係なさそうに見えるこの2つの関係とは...?
本書とともに、人生を変える旅にでかけてみませんか?
Contents
こんな方におすすめ
- 人生を変えたい
- 一人旅をしてみたいが、一歩が踏み出せない
- 何ごとも準備に時間がかかる
概要
付き合っていた女性に振られたことを引きずり、
気持ちの整理がつかないままでいる、大学生の知哉
変わりたい。いままでの自分とさよならをして、
もっと、新しい、理想の自分でありたい
と願う知哉に、友人の夏輝が用意したのは
「人生を変える旅」、10日間の一人旅、それも海外旅行だった
海外旅行の経験もない知哉の荷造中に押しかけ、荷物を減らすよう、
必要なものを置いていくようアドバイスする夏輝
ほとんどすべてが「自由」な「不自由な旅」
行動は理解できないことばかりだが、夏輝の口から発せられる言葉は
いまの知哉が必要としている、人生で大切なことを教えてくれた
感化され、次第にその気になっていく知哉
知哉は一人、不自由な旅に出かける
そこで、知哉が得たものとは........
心に残った言葉
- 同じ「想い」を持っている人同士が出会ったときは、必ず、それまで考えてもみなかった奇跡が生まれる
- 「経験」という財産は何度使っても涸れることはない。人生を通じて幸せを運んでくれるんだ
- ぼくは自分の中の「0」が「1」になると思ったらできるだけやるようにしている。ふつうの人が経験しないようなことならすぐやる。そう決めているだけさ。
- 目の前にやってくることに全力で取り組めば、楽しく感じて、その中からやりたいことが湧いてくる
- 計算したり損得を考えたりして一歩踏み出すかどうかを決める生き方をするよりも、何かを感じたら一歩踏み出す
- こんな人と一緒だったら、旅は楽しくなるのになぁと思えるような人に自分がなる
- これから起こることはどんなことも楽しむと心に決めることが、旅に出る際のいちばん大切な心の準備なんだ
- 旅先におけるハプニングは、ふつうなら絶対に経験することができない、「0「を「1」にするチャンスなんだ
感想
喜多川さんの作品はいつも、
自分では考えもしないような考え方を教えてくれて、
日常生活の中に気づきをくれます
夏輝の言葉の数々に胸が熱くなり、興奮している自分がいました
今までの自分を振り返ると、何ごとにも無難に生きていきたい、
そのためにはどうしたらいいのかばかり考えていました
けれども、夫が仕事で南米に転勤になり、
私も、当時0歳だった長女を連れて付いていくことに
人生で一番緊張した瞬間でした
旅とは少し違うかもしれませんが
「ほとんどすべてが自由で不自由な」の部分は似ているなぁと
思ったので少しだけ触れさせてください
喋れないけれど話すしかない、分からないけれど行くしかない、
そんな状況の中始まった南米生活でしたが、
結果とても楽しく有意義な時間でした
帰国直後は抜け殻状態になり、南米に戻りたいと思ったほど笑
損得を考えず、がむしゃらに
目の前にやってくるとに一生懸命取り組んでいたなぁ
と改めて実感しています
確実に、私の中に「経験」という財産が増えました
このご時世、なかなか旅に行くのも難しいかもしれませんが、
人生も旅の途中。
ということは、今この瞬間も旅の途中なんですよね
3人の小さな子どもたちとの毎日は、買い物一つ行くにしても、
ハプニングの連続、予定通りに行くことなんてありません笑
失敗してしまうことも、イライラしてしまうこともありますが、
起こることすべてを楽しむと心に決めて、
毎日を過ごしていこうと思います
にほんブログ村