毎日誰にでも平等にやってくる朝。
朝の時間の使い方を考えたことはありますか?
朝は朝ごはんを食べたり、出かける支度をするだけで終わってしまう方が多いのではないでしょうか。
セカセカと準備をして、あれもやらなきゃこれもやらなきゃと頭の中で考えながら家を出る生活を繰り返していては、自分では気づいていなくても、心も身体もどんどん疲れていってしまうかもしれません。
この記事を読むと分かること
朝早起きして、自分の時間を持つこと、効率化ばかり考えずに自分の心に素直に向き合うこと、朝の時間をどのように使うかで1日の満足度は決まるということが分かります。
毎日目の前のことをこなすことだけで精一杯、今日も忙しかったのに夜になると虚無感を感じてしまう方にオススメの一冊について書いています。
私は読書が大好きな3児のママですが、朝早起きしてひとり時間に読書をしています。
誰にも邪魔をされずひとりを満喫できる朝のトリコです。
朝はバタバタと忙しくて、寝坊したわけでもないのに時間がなくなり、いつも子どもに怒ってしまうママはぜひ最後まで読んでみてくださいね!
Contents
【朝の余白で人生を変える】はこんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- 早起きしたい気持ちはあるけれど、先延ばしにしていてできていない
- 気持ちに余裕がない
- 頑張ってもうまくいかない
夜型から朝型に変えた実体験と多くの人の早起きの習慣化を指導した実績をもとに、2010年より朝専用手帳「朝活手帳」が12年連続で発売されるほどの人気手帳に。
「朝活の第一人者」と呼ばれている池田千恵さんの【朝の余白で人生を変える】を紹介します。
朝に時間がその日1日を左右するのであれば、「早起きするしかない!」という気持ちになりますよね。
朝早く起きることのハードルが高いと思っている人でも明日から早起きしたくなる内容の一冊です。
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メリット・デメリット、使ってみた感想について書いています。
【朝の余白で人生を変える】のあらすじ
朝の余白はなぜ必要?
朝一番に感謝の気持ちを持つことができると、日々の出来事には、うれしいことやありがたいことがたくさんあるという意識に変わり、優しい気持ちになれるんです。
優しい気持ちになれると自分が好きになり、周りにも優しくできる、仕事も意欲高く取り組むことができるので、結果が変わってきます。
朝こそぼーっとする
早起きして時間があると、あえて非効率だと思うことを考えたり、「まあいいか」と流していたことをじっくり考えたりすることができます。
心と身体のチューニング
今日の仕事の段取り、将来の夢、計画、前日の反省、今自分が直面している出来事の意味などを腰を据えて考えることで、浮き沈みのある毎日の中でも自分の気分をより良い方向に持っていくことができます。
夜ではなく、朝先取りしてほっとする
ほっとする時間は優先順位は低いと考えがちだけれど、本当は自分にとって大切な時間。
夜は気づいたらこんな時間と焦って時間を作ることができないことも多いが、朝は周囲の雑音が入らず、自分の思い通りに使える時間です。
手帳で時間を整える
早起きはしているのに、気づいたらダラダラして終わってしまうのを防ぐ方法は、手帳に記録するのを習慣にすること。
記録することで、時間どおりにできたかできなかったか、できなかった時はどうしてできなかったかを振り返ることができます。
人生の余白を作るために
頭のモヤモヤ=ホコリです。
頭がモヤモヤしてものごとが前に進まない理由は「覚えておかなければいけないことが多すぎるから」。
毎日持ち歩くバッグも定期的に整理しないとゴミが溜まったり、今必要でないものが沢山入っていたりするもの。
頭や心も同じです。
ごちゃごちゃしていると、目の前のものが目について本当に探したかった大切なものが見つからず、日々を過ごしてしまいます。
頭に余白を作ると、物事の全体像が把握できてスッキリし、スッキリしたことでできた空き時間で将来についての計画ができるようになるのです。
毎朝、頭を「棚卸し」し、在庫整理をする
頭のモヤモヤの整理は毎週月曜日の朝、月末の朝、といったように「ルーチンとして決めてしまうこと」がおすすめ。
習慣化することで、やったりやらなかったりして気がつけばチリが積もることを防げます。
パソコンやスマフォではなく、紙のノートや手帳に手書きで書くことで、「読む」「書く」しかできない環境に身を置けるため、惑わされずに高い集中力を発揮できます。
こんな細かいことまで書く必要があるかな?今週中にできるかな?と考えずに、頭の中をぎゅーっと絞り出すようなイメージで全部書き出し、1週間折に触れてリストを眺め、終わったものを消したり、新たに追加したりすることで、頭の中に余白ができるのです。
夜のクヨクヨより朝のクヨクヨ
夜悩み始めると落ち込むだけなので、さっさと寝て朝に持ち越す。朝になると「なんでこんなことで悩んでたのかな?」と思えてくるもの。
悩みが深すぎる場合は、夜と朝の「よかった探し」サンドイッチがおすすめです。
夜、ささやかでもいいからよかったことを探して1日を感謝の気持ちで締めくくり、朝起きて自分にご褒美をあげたり、早起きしてよかったこと「嬉しい」を探してみることです。
仕事といっさい関係ないことをやってみる
仕事に慣れると新しいことを知ることの楽しさをダイレクトに味わう機会もなくなってしまうもの。
仕事に一切関係ない新しいことを学ぶ経験は、物事を見る目を養ってくれます。
身体に余白を作る
朝日浴をする、太陽の光を取り込む超簡単な週間
- 早起きをする
- 外に出て、朝日に向かって立つ
- 目を閉じて、自分が太陽電池になったかのように足先から徐々に太陽エネルギーがぐんぐんと身体に入ってくるようイメージする
- 頭のてっぺんまで太陽のエネルギーが身体に充墳された、と感じたら終了
不思議と元気が出て、幸せな気持ちになり、感謝の気持ちが沸いてきます。
仕事に余白を作る
朝を俯瞰の時間にする
忙しいと思っていても、1ヶ月、3ヶ月と長い目で見ると一定の傾向が見えてくるもの。
ますは書き出して、傾向を把握し、俯瞰すること。
早起きは「目的」ではなく「手段」です。
30分前行動で余白を作る
気落ちに余裕が生まれるので、自分の思い通りに行かない出来事にイライラしたり、周りに八つ当たりしたりすることがなくなるのです。
やり残しは戦略的先送りと言い換えて棚卸しする
やり残しを改めて書き出し、結局いつもできていないことややらなくても支障がなかったものは手放すこと。
残ったやり残しは「来月に持ち越すべきもの」と認めてリストにすることで、持ち越すことを選んだと思うことができます。
勉強に余白を作る
朝は暗記ものは避ける
朝はしっかりと頭を働かせて、手を動かす、創造的な作業がともなう勉強をするのがおすすめ。
眠っている間に前日までの未整理の記憶が整理されるので、朝は脳がクリアな状態。クリエイティブな作業に適した時間だからです。
モチベーション維持のコツ
1週間単位で、数字で見えて、がんばれば1週間のうち5日でクリアできる(2日はサボってもOK)分量の目標を立てること。
勉強、運動など、コツコツ積み上げる系の目標に効果的です。
早朝読書
外部に中断されないから集中できること、本で得た知識をブランクなしにすぐに実践できるのがメリット。
人間関係に余白を作る
人ではなく、自分とつながる
朝の時間は「ひとり」になれるので、自分のありのままの気持ちと向き合うことができます。
朝の時間でポジティブ言葉変換リストを作る
習慣にしていると、嫌なことがあっても「ポジティブ転換のチャンス」と、物事を前向きに捉えられるようになります。
続けていくと、、身体の中からポジティブ体質になっていくのです。
3つのコツ
- ネガティブなことがあまり大きくならないうちに、一旦小出しにして発散してしまう
- 悪いことの中の「よかった探し」をする
- 「せい」を「おかげで」」に言い換える
そして、「朝クヨクヨする」と決めること。
「おはよう」は自分から
誰よりも早く「おはよう」を言うゲームにしてしまうことで、毎朝挨拶が楽しみになります。
挨拶をされて嫌な気分になる人はいません。
自分からアクションすることで、場の雰囲気を変えていくことができるのです。
家族関係に余白を作る
「妻目線」「夫目線」「父母目線」で見てみることで、新たな発見があるのです。
家族への感謝の気持ちは朝イチで言葉にする
実は毎日の出来事は「ありがとう」で溢れています。
「ありがとう」と言うことで、「やってくれて当然」という思いにならず、いつも新鮮な感謝の気持ちが沸いてくるものです。
相手の役割なのに終わっていない時は、いつもはやってもらえていることに「ありがとう」を欠かさない、そう心がけるだけでイライラは消えていきます。
「今日は疲れているのかな「手伝ってあげようかな」という気持ちになり、心穏やかに過ごせるのです。
「ありがとう」という言葉は家族それぞれに心に、余白を作ってくれるのです。
イライラカリカリの原因は「余裕」がないから
予定を詰め込んでいると、何か1つ狂うと全てが狂うので、時間がない時こそ、「3倍の法則」で意図的に余裕をマネジメントします。
例えば、締切は3日前に設定、待ち合わせは3倍の時間前に向かう、3倍練習する、3倍時間に余裕を持った予定を組むなど。
思い通りにいかない朝はプラン分けですべきことをリスト化する
ストレスの原因の多くは、「思い通りにいかないこと」「決めたことができないこと」。
思い通りにいかないことにストレスが貯まるのだから、思い通りにいった時はこうする、行かなかった時はこうすると予めプラン分けしておくことで、自分の決めたプランを実行していると思い直せるので、ストレスが減ります。
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【朝の余白で人生を変える】を読んだ感想
「頭が冴えている朝の時間をどう有意義に過ごすか」
私は早起きが大好きなので、本書のタイトルに惹かれて読みました。
朝は4時前後に起きますが、辛くはないし、早起きをするようになって身体のコンディションもよくなりました。
そもそも早起きを始めたきっかけは、読書をしたいから。これに尽きます...!
朝少しストレッチをし、コーヒーを淹れて誰もいない静かなリビングで、暗いうちから読書タイムスタート。
段々と太陽が登っていくのを感じるのもとても心地がよくて、好きなんです。
好きなことのためのに自分がしたいと思ってすることなので、苦にはならないし、むしろこの時間を作るようになってから、
満たされるので、自分が朝子ども達に怒る回数が減りました。
自分にも周りにもいいことばかりの早起きが大好きです。
本書を読んで参考になったのは、朝を有意義にしようと頑張らなくてもいい、ぼーっとする時間、効率的ではないことをするのも大切だということ。
早起きした朝の時間は常に効率良くしようとばかり考えていましたが、そうでない時間も必要なんですよね。
その時間で新しい自分を発見したり、アンテナを伸ばして今まで触れてこなかったことやってみたりすることで新しい世界が開ける、これは朝時間と気持ちに余裕があるからこそですよね。
始めから4時に起きようと頑張らなくていいんです。まずは明日10分早く起きることからは始めてみませんか?
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