自分に正直に生きていますか?
人との関わりの中で、色々な感情が湧くのは当たり前のこと。けれども、そこに気持ちや時間ばかり使っていては、自分の有限な時間はあっというまに過ぎてしまいます
安定した人間関係を身につけるためにまずすべきことは、「余裕のある生き方」を身につけること、これにより、有意義な時間を過ごせるようになるものです
この記事は、自分の心に従って、余裕のある生き方を身につけることによって、安定した人間関係築くことができるようになる、更には経済的にも満たされていく、そのための方法について書かれた本をご紹介しています
自分自身を大切にして、余裕のある人になってみませんか?
こんな人におすすめ
- 日々、時間に追われている
- 人の顔色ばかり伺って、断ることができない
- 自分のことはいつも後回し
自分の本音通りに生きていくことは、一見エゴ丸出し、自己中心的な生き方に見えますが、そうではありません。実はそれこそが、自分も周りも幸せになる一番の近道なんです
大切なイベントや、旅行など、非日常なことで幸せを感じるのは簡単です。でもその一瞬の出来事だけではなく、毎日の、日常の中の一瞬一瞬に、幸せを感じてみませんか?実は幸せとは毎日の日常の中から感じるもの、と気づくことができるようになるでしょう♪
こちらは文章量が多くなく、簡潔にまとめられているので、サッと読めて、要点が頭に入ってくる本なので、今まさに行き詰っている方や、時間がない方、子育て中で余裕のないママさん達にもぜひ読んで欲しいそんな一冊です.....!
あらすじ
時間、経済、パートナーシップ、自分の4項目に分けて書かれています
時間の余裕
無駄なことをしないだけで、時間に余裕が生まれる
早く結果が出るものは早く消滅し、時間をかけて身につけたものは忘れないものなので、時間がかかっても諦めないでやるべきです
時間に感謝しながら、美しく使う
忙しく動き回ることではない、何もしない時間を持つことで、自分と時間との間に美しい関係が生まれるのです。今、時間から応援される使い方をしているかを考えてみることが大切です。悩みに時間を費やしたり、他者の評価に時間を使っていると時間を味方につけることはできません
準備不要
準備をしてからと言っているうちは始まらない。この世は「決めるのが先」、決めたら小さな一歩を今すぐ踏み出して日々修正しながら進むことが大切です。インプットも勉強も準備もいらない、まずは動けばいいだけです
あなたの時間は、あなたの為だけにこの世にあなたと一緒に生まれてきた「血を分けた双子の姉妹以上の関係」なのです。あなたの最も身近で最大の協力者は、あなたの「時間」であることは間違いない事実です。
第1章 時間の余裕 準備はいらない P.8
いかなる場合も「丁寧」が勝つ
丁寧にされて喜ばない人はいない。モノもお金も人間関係も植物も動物も、全てのものを今以上に丁寧にすることで、時間を丁寧に扱うようになる。やがて大きな恩恵がやってきます
経済的な余裕
大切にしたものからは大切にされる
今日から「音を立てずに生活する」ことを心がけること、茶道具の様にモノを扱うことで、経済的余裕が出てくる。一番大切なことは、その時々を「足りている」と感じることです
1円と1億円の価値は同じ
価値が同じだとすれば、手元の1円にまずは感謝する。そうすると、感謝する頻度が上がり、お金の質量に対する考え方が変わり、1円でも1億円でも思い切り喜べるようになる。心の余裕が生まれます
一瞬一瞬はゴールへの修正だが、改善点にばかり目を向けると日常の色んな場面で批判的な自分を作り上げてしまうので、気持ちよく改善しているかが大切です
人間関係の余裕
間合いがすべて
相手のことが心配になりかけたら、支配しようと思っていないか自分自身に問いかけることが大切です。まずは少し合間を取って、「自分が自分自身を一番大切にできているかを考えること
他人の行動は変えられないが、そこから間合いを取って遠くから、高い位置から俯瞰することは簡単にできます。他者を責めても自分のレベルが下がるだけです
腹が立ったら、レベルアップ、楽になる、幸せになるチャンスなのです
ストレスに気づく
日々の生活の中で、ちょっとした違和感でも放置せずに、その場その場で小さいうちに解決することが大切です。人生は修正と改善の繰り返しです
パートナーシップの余裕
結婚とはとてつもなく大きな御縁
少々難があろうが先ずは喜ぶことです。月日と共に、見た目、体力、性格、感情などは全て変化するのが地球の決まり。信じること、優しさと暖かさを与える事、これに徹し、不満を思わず常に喜ぶことで、余裕の信頼と愛情を日々増大していくことができるのです。人生をレベルアップさせることが、できるのです
人間関係は上手くいかないのが当たり前
一番崩壊しやすいのはパートナーとの関係です。自分の本音を一番出せる家の中で自己主張の嵐の中、秩序や品位や感謝や愛情が自己主張に負けた時、環境は崩壊するのです。自分を高いところから俯瞰することで防御できるし、他者のせいにする事が矛盾だと気づきます
最高の幸せとは、外側ではなく内側が満たされること。笑顔で過ごせるかどうかは、学んだ量に比例する「知性」です
余裕があるから褒めることができる
褒めるとは余裕がないとできない行為。他者お批評や評論を繰り返しているうちは、自身は余裕は育ちません。常に「良い点」に注目することは、学ぶ姿勢があるということ。褒められるより、褒めた方が上なのです
自分を1番にする
シャンパンタワーの一番上から、自分、夫婦、子ども、親、仕事とその他の人間という序列にする。この順序が入れ替わると家庭は崩壊するのです。パートナーを幸せにする一番の方法は、「自分を一番大切にすること」。自己イメージの投影は貯蓄の大きさなので、お金を貯められるかどうかにまで影響する。貯蓄を大きくしたいならば、自分を思いっきり大切にすることです
自分との余裕
相談するのは自分だけ
他者の意見に耳を傾けたり、遠慮したり、自分で判断しているにも関わらず、しっくりこないことを選び後に後悔することはよくあるもの。自分の意見は自分の意見、人の意見は関係ないのだから、何か問題が発生した時は、自分と自分のセンサーと緊急会議を開くことです
本当の成功とは
自分自身を大切にして、自分の声に耳を傾け、自分の欲求に応え、自分のイエス・ノーを正直に言い、自分自身を余裕を持って守ることが、調和の取れた真の成功と言えるでしょう
本当の成功や幸せは各個人にしか決めることはできないのです
最後に
はっきりと、スパッと言い切っている文章で気持ちよかったです。
人はつい遠慮してしまい、自分の本音を言えないもの、自分が親の立場であるなら、尚更そうかもしれません。自分の心の声を聞いて、自分の気持ちを優先しているかと聞かれてイエスと言い切れる人は少ないと思います。でも、そうすることによって、自分の家族や周りの人達が幸せになるというのなら、やってみようと思えるのではないでしょうか。難しいことは考えずに、「みんなの幸せの為に、まずは自分が幸せになる」これに尽きますね♪
私の子育てでの目標は「心に余裕があるママになる」こと。この本を見つけ、タイトルに惹かれて、迷わず手に取りました。今の私に必要なフレーズが詰まっている一冊でした... !
以下にリンクを貼っておきますので、よかったらどうぞ♪
「耳で聞く」読書はこちらから♪
https://amzn.to/3XGQOSQ日本ブログ村に参加しています。よければ以下クリックしていただけると励みになります♪