「感性」を養うことは難しいと思っていませんか?
センスのいい人、生まれ持った才能のある人、芸術的な家系の人など、どれも生まれながらにして備わっている能力で、自分には関係のない言葉だなぁと思っていませんか?
でも、そういう先天的なものではなく、今からでも身につけられるものだとしたらどうでしょう?
この記事では、お金をかけずにに、誰でも、今すぐにできる習慣によって、「感性」を養っていく方法について書かれた本についてご紹介いたします♪
今からできることを少しずつ積み重ねていくことで、自分の世界を広げてみませんか?
こんな人におすすめ
- 自分は物事を見る視野が狭いと感じている
- 毎日の生活に新しいことを取り入れたい
- 自分の心に正直に生きたい
「感性」はないよりあったほうがいいとは思うけれど、「感性」のある人になるにはどうしたらいいの?という方も多いかもしれません
そんな方に向けて具体的な行動や考え方を教えてくれる、SHOWKOさんの「感性のあるひとが習慣にしていること」をご紹介いたします
こちらの本には沢山の習慣がのっていますが、どれも難しくなく、簡単に取り組めることばかりです。やってみたら毎日の生活での見える世界が変わったり、物事に興味が持てるようになったり、ワクワクしたり、些細なことでも楽しめるようになります。「感性」を養おうと肩の力を頑張る必要がないことが分かります。
ぜひ、自分にあった習慣を見つけてみてください♪
少しずつ実行していくことで、毎日の生活が潤いに満ちたものになりますように.....♪
あらすじ
感性とは、生まれ持った才能や能力のことで、自分にはないと考える人が多いですが、「習慣」によって身につけられるもので特別な人だけがあるものではありません
「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」この5つの習慣によって身につけられるものなのです。日々の暮らしを少し変えるだけで、自然と「感性」が養われ、自分らしく生きるための「ものさし」を手に入れるための方法が具体的に紹介されています
「感性」を身につけると、相手が今どのように心遣いをしてくれているのかが理解できるようになり、それは仕事にも生きてきます。そして、「自信のさる生き方」ができるようになります。
5つの習慣の中の細かい内容についていくつか見ていきましょう♪
観察する習慣
観察するとは、細かい変化や違和感に気づこうとすること
「見えないもの」を感じようとしてみる
視覚に頼らず、視覚以外の感覚も意識してみることで、視覚に頼りすぎず、全感覚で世界を捉えることができるようになります
「同義語」を学んでみる
私たち常に新しい言葉を生み出し、その言葉を使い、意味を共有しています。新たな表現手段を身につけることで、新しい感覚を手に入れてます。本当はそれぞれ違う感覚を抱いているのに、表現する手段を知らないために、その感覚に蓋をしてしまっているのかもしれません。多様な同義語を身につけることで、目の前の世界が広がっていくでしょう
整える習慣
整えるとは、環境を整えること、心の在り方を整えること
「財布のなか」を整えてみる
お財布は一番身近で大事なものだからこそ、整える習慣をつけるはじめの一歩になるので、美しく有意義なお金の使い方をするためにも、財布のなかを整えましょう
「午前中」に掃除をしてみる
日々気になってはいるけど、優先順位が低くて手つかずになっている場所を、決まった時間や隙間の時間で、掃除をする習慣「きれい貯金」をを身につけましょう。おすすめは午前中の早い時間帯です
感性を発揮できる人は、そのための状態をつくりだすところから、意識を傾けているのです
家の「ハンガーの数」を減らしてみる
ファッションアイテムを整理する時の一番良い方法は「ハンガーの数を決めること」
モノが多い=生活で気を遣わないといけないことが多い ということになるので、何かを買うことを今手元にあるものと引き替えにすることで、毎回の選択に真剣になり、自分の部屋が整っていきます
10分間、「呼吸」に意識を向けてみる
呼吸に意識を向けるだけで、知覚や感覚を受け入れ、手放し、整えられるようになります
視点を変える習慣
視点を切り替えることで、見える景色は変わっていく
言葉を「文字にして」見てみる
他人から言われた言葉をノートに書き留めるなど、文字に起こして眺めてみましょう
何か言われた時に感じた感情を一旦脇に置き、意味だけを抜き出して「自分にとって大切なものかどうか」を素直に考えることは究極の「俯瞰」です。そして意外と的を得た意見かもしれません。別の視点を取り入れた時、世界には自分を成長させる言葉が溢れていることに気づけるのです
相手と「目を合わせて」話をしてみる
普段から目を合わせて会話をすることを習慣にしていると、それができなくなった時、自分の感情の乱れに気づけるようになります。自分の状態を客観的に捉えるバロメーターのようなもの、自分を俯瞰できるようになるのです
「なぜ?」と問い続けてみる
「なぜ?」を10回くらい重ねると、自分の深い心理、自然と得心する答えに行き当たります
本音の感情や、置かれている現在地を把握するために、別の視点から探っていく方法です
好奇心を持つ習慣
好奇心を持つことは、新たな世界の入り口に立つこと
身近なものの「奥深さ」を学んでみる
慣れ親しっんだ日本の文化への興味にこそ、自分の感性を育てるきっかけがあります
ちょっと興味があったけれど食わず嫌いだったものに好奇心を向けることが、新しい「世界」と出会わせてくれるのです
身近なものの「意味」を知ってみる
身近なものに興味を向けることで、そのものの世界だけでなく、さらに奥にある文化や価値観まで得られることがあります。普段使っている道具にも文化やマナーがあり、それを知るからこそ、自然と所作が美しく見えるもの。その土台にある文化や精神性、宗教観、美意識にまで思いを馳せられるのです
「わかった」と言うのをやめてみる
「わかった」気になっていることが世の中にはとても多いものですが、「謝罪する」ことと「理解する」ことは違います。「わかった」と思ってしまうことで、自分の知らないことへの理解や好奇心を沸かせる冒険の入り口を閉ざしてしまうこともあります
決める習慣
「決める」という行為は、小さなことを直感的に決める経験を積むことで養われる
「選択の理由」を言葉にしてみる
些細なことでも理由を持って決める習慣を持つことで、決断が速く、判断基準に自覚的になれます。人がやっているから、なんとなく、ではなく、自分が選択した理由に自覚的になることが大切です
「コンプレックス」を克服してみる
コンプレックスとは、自分軸に基づいた決定をしようとしても、無意識に選択肢を狭めてしまうこと。自分の本音に基づいた決定はできなくなってしまうので、克服して、広い選択肢の中から選び取る習慣を身につけましょう。何かにチャレンジしてみることは大切です
「やらないこと」を決めてみる
「したくないけど、しなけらばいけないこと」「いつかは手放したいけど、まだまだやらねばならないこと」を書き出して、「自分の人生からなくしたいことリスト」を作ってみることで、「したい」と思っていたことが、実は義務感によって「しなければならない」と思っていただけだったと気付くことができます。やりたいことが見つからない人にもおすすめです
最後に
普段は意識していない部分へ意識を向けることで、感性が豊かになっていくんですね。同じ景色を見るのでも、色々なことに興味を持てたほうが、自分の世界が広がるし、何より毎日が楽しくなる。
「身近なものに込められた意味を知る」という言葉にどきっとしてしまいました。実は知っているようで知らないことだらけですよね。知らないことを疑問にも思っていない、それが当たり前と思って知ろうともしていない自分に恥ずかしくなりました。
6歳と3歳の子ども達が毎日些細なことを何でも質問してくるのを、「そんなの当たり前、私だって分からない」と心の中でずっと思っていましたが、分からなかったら一緒になって考えたり、調べたりしていかないと、子どもはもちろん、自分の世界も広がらないですよね。自分の世界を広げてくれようとしている子ども達にむしろ感謝しないとですね
まずはお箸のマナーから、しっかりと調べてみようかな、と思います。調べてインプットしたことをそのまま子どもたちに伝えてアウトプットして、自分にも子ども達にも身になったら嬉しいなぁと。
「感性」と聞くと芸術的な、一部の才能のある人にしかないものだと思っていましたが、養うことができると知って嬉しくなったし、早速やってみようと思わせてくれました。文章もやわらかく、優しさに溢れていて心も癒やしてくれる一冊でした
更に詳しく本の内容を知りたい方は以下にリンクを貼っておきますので、よかったらどうぞ♪
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