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とにかく、おいしい珈琲が飲みたい

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自宅で美味しい珈琲を淹れてみませんか?

毎朝、珈琲を飲む、毎日自分で淹れているという方も多いと思います

けれども、ちゃんと豆の量を測り、温度を考え、美味しく淹れようと意識して淹れている方は実は少ないかもしれません。忙しい中ただなんとなく淹れている方が多いのではないでしょうか?

毎日淹れる珈琲だからこそ、プロの焙煎師の日常を覗くことで、身近に感じてみませんか?

この記事を読むと、珈琲をもっと身近に、一杯の珈琲をもっと大切にしたくなります

次に飲む珈琲に感謝できる、そしてもっと好きになれるような、珈琲の世界を覗いてみませんか?

こんな人におすすめ

  • 珈琲が好き
  • 自宅で美味しい珈琲を淹れてみたい
  • いつもただなんとなく珈琲を淹れている

珈琲の焙煎師中川ワニさんと奥様の京子さんの「とにかく、おいしい珈琲が飲みたい」をご紹介いたします。珈琲に対する想いや考え方、体験談などが飾らず綴られていて、お二人の日常に入り込んだような、ほっこり、温かく、珈琲がより魅力的に感じられる本です

珈琲の細かい知識や種類などのハンドブックのようなものとは違い、珈琲がある暮らしについて書かれている本なので、知識を身に着けたい方には向かないかもしれません

プロの日常を覗いてみたい、美味しい珈琲の淹れ方が知りたい方はぜひ手にとってみてください

ワクワクしながらページをめくっていけると思います。

読み終わる頃には、珈琲をより愛おしく感じられるようになっているでしょう♪

あらすじ

珈琲が好きで、中学生の頃から飲み続けている中川ワニさんと奥様の京子さんのお話です

京子さんは「奥さん」→「普通の料理を作る(珈琲を淹れる)人→「まかないさん」と転じ、「まかないさん」と呼ばれるようになったそう

焙煎歴20年以上のプロの目から見た珈琲の話、まかないさんの語る珈琲との暮らしについて、珈琲を入れるための道具、淹れ方や合わせるお菓子などまで写真つきで説明してあり、初心者にも分かりやすく書かれています

今すぐにでも珈琲が飲みたくなる、淹れてみたくなるような、そんな魅力が詰まっています

僕の珈琲に対する姿勢はたったひとつ。いつだってどこだって、ただうまい珈琲が飲みたいだけなんだよ。だから焙煎に携わる人がどんな味に仕上げたいかをちゃんとイメージして調理していれば、正直ロースト度合いにはこだわらない。おいしければ、それでいい。

3章 珈琲と豆 P.49

手間暇かけるが、肩に力を入れず、作ることを楽しむことが大切

珈琲に限らず、仕事もプライベートも大切にしたくなる、そんな一冊です♪

珈琲と毎日

珈琲を楽しむのに一番必要なことは、「肩の力を抜く」こと

珈琲は使う道具は決まっていて、淹れ方も決まっているが、それをどう調理するかは自分次第、お米を炊くのと同じ感覚。ゆとりと、バランス、その日の気分が大切です

珈琲はひとくち飲むと、その人の人となりが感じられる。性格やその日の体調や気分まで味に出てくるもの。ワニさんはそれをピタリと言い当てることができるそう

急いでいる時に淹れる珈琲は美味しくないし、夕食後、1日の疲れも忘れて自分の時間を楽しんでいる時に淹れると美味しくなる。疲れている時は無理をしないことだと言います

珈琲と道具

道具にはメリットとデメリットがあるから、それを知って使うことが大切で、どちらでもいいということはないとワニさんは言います。用途をちゃんと理解してから自分の使いたいものを選ぶ、さらに豆の個性やお湯の温度、粉の粗さが加わり、味が変わる、珈琲とは不思議な飲み物です

珈琲と豆

ハンドピックとは、珈琲豆全体の佇まいを整え、仕上げるためにする

焙煎前のまず豆に触れる、ハンドピックから調理は始まっています。手に伝わる感覚、嗅覚で感じ取れること、豆が触れ合っている音色を聞き、目で見て身体全体で何かを感じながら、日々を重ねていきます

ワニさんは店舗を持たない焙煎人なので、味はもちろん、見た目にもがっかりされないように珈琲豆の佇まいを大切にされています

膨らむ珈琲を淹れる

おいしい珈琲をいれるために一番大切なことは、「好きな味」を考えること

「自分が表現したい味」を追求しながら作り続けているワニさんが出したくない味は「エグミ」。ワニさんの描いた味に焼き上がった珈琲は澄み切っていて、一点の曇りもないそう

上手く淹れることができると、真っ直ぐに下に指一本ぐらい入るきれいな一本道、「珈琲の道」ができるとのこと

珈琲の淹れ方

  1. 自分の好きな味を見つけること
  2. 冷めてもおいしい珈琲をいれること
  3. 珈琲を淹れるのを楽しむこと

この3つのステップを進むことで、珈琲の声が聞こえるようになったと、まかないさんは言います

珈琲とお菓子

珈琲単体を楽しむより、お菓子だけを味わうより、ふたつを合わせることで、味が幾層にも膨らむのでお菓子は欠かさないとのこと

果物を合わせることもあるが、ポイントは「チョコレートと合う果物かどうか」チョコレートと合えば、大体珈琲とも合うのだそうです

珈琲は調味料

まかないさん家の調味料は「さしすせそこ」と最後は珈琲で。ちょっとした隠し味や臭み取りのお酒代わりに使っているそう。肉じゃがの隠し味、青魚の臭み取り、カレーにはたっぷりと入れたり。失敗もあるけれど、日々遊び心を忘れないのがまかないさん風です

最後に

昔から珈琲が大好きでよく飲んでいましたが、最近ハンドドリップコーヒー講座に参加し、珈琲についてもっと知りたい、美味しい珈琲を自分で淹れられるようになりたいと思い、こちらの本を手に取りました。豆の種類、挽き方はもちろん、淹れ方や時間まできちんと考えられていて、そして何より珈琲に対する愛情がとても伝わってきました。好きなものをとことん、極めているワニさん、まかないさんの姿はかっこよく、美しかったです。

毎日飲む珈琲なのだから、美味しい淹れ方や合うお菓子など知っているだけで、毎日をわくわく過ごせますよね。今日は上手くいったかも、失敗だなぁと経験を重ねていくうちに、更に愛着が湧いていくんだろうなぁ。

珈琲に限らず、「知ること」で自分の見える世界が広がっていくのは間違いありません。こうやって興味のあることや好きなことの知識を少しずつ学んで、自分の人生をより、豊かなものにしていこうと思います

ワニさんとまかないさんの日常生活を覗いてみたい方は、以下にリンクを貼っておきますので、よかったらどうぞ♪

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穏やかに、心地よい毎日を作る方法を発信する30代3児ママ。 ♩毎日が楽しく、日常に感謝できる様になる本をご紹介。 自己啓発、ビジネス書、小説などジャンルを問わず読書が大好き! 年間150冊以上読みます。 ♩時短につながる家事や美容も紹介しています。 訪れてくれた方にほっと一息ついてもらえる場所になりますように...♡

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