大人になってから、自分の所作について考えたことはありますか?
子どもの行動には口を出す、他人の振る舞いは気になることがあるのに、自分の所作について真剣に考えたことはない方が多いのではないでしょうか?
この記事を読むとわかること
この記事を読むと、日常生活の中で、少し意識を変えて所作を身につけることで、穏やかで丁寧な暮らしを作ることができる、更には周りに安心感を与えられる人になる方法が分かります
所作の理由、更には本質に触れながら行うことで、楽しみながら所作を身につける方法について書かれた1冊について書いています
所作を身につけて、得することはあっても損することはありません
何より自分の心の中にゆとりが生まれるので、ひとつの行動においても、人への接し方においても、自然と丁寧になっていきます
誰でも簡単に1日1分、数十秒からでもできる習慣を身につけて、心のゆとりを手に入れたい方はぜひ最後まで読んで、実践してみてください♪
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Contents
【おだやかな人になる所作の習慣】はこんな人におすすめ
こんな方におすすめ
- 自分の所作について考えたことがない
- 丁寧で穏やかに暮らしたい
- いつもせかせかしている気がする、心にゆとりが欲しい
「やり方よりも在り方」をモットーに、形だけではない礼儀作法の魅力を伝える所作・礼儀作法講師畠山仁美さん著、【おだやかな人になる所作の習慣】のご紹介です
所作とは何かということや考え方から、実践方法まで分かりやすく書かれています
一見所作を学ぶと言うと、そもそもがおしとやかで上品な人が更に上を目指す為に学ぶものとハードルが高く感じますが、本書では誰でもすぐに、簡単にできることが書かれていて、これなら自分にも出来そう、意識を変えてみようと思えます
一生ついてまわる所作を身につけるのに、早いも遅いもありません。気になった時、「今」が始め時です
せっかくなら、美しい所作を身につけてみませんか?
読書の時間がない方は「聴く」読書もオススメです。
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【おだやかな人になる所作の習慣】のあらすじ
所作を学ぶ前に知っておきたいこと
所作が丁寧な人は、「地に足がついている」「落ち着いていて心に余裕があり安定している」「思慮深く配慮できる」という印象を与えるので、信頼できる人と感じられます
丁寧さは優しさであり、思いやり。特別なことをする必要はなく、「振る舞いを丁寧にする」ただそれだけのことで、自分が心地いいだけでなく、周りの人の心を癒やし、温かくし、安心感を与え、幸せにします
ただ漠然と「美しい所作を身につけよう」とするのではなく、「自分は人に安心感を与えられているだろうか」と問いながら取り組むことが大切です
「所作」とは?
自分の体の使い方。所作がきれいな人、丁寧な人というのは、そういう体の使い方を知っている、身についている人のこと
「がさつ」とは?
音が大きい、乱雑である、危険である。周りの人に迷惑をかけたり、我慢させたり、ストレスを強いる状態のこと
大人になってから所作を身につけるために必要なことは、結果よりもプロセスを重視すること
なんでこういうやり方をするんだろうと考えるクセをつけること
プロセスそのものを味わいながら行うことで、純粋に所作を楽しめるようになります
所作を美しくするための3つの心構え
【心構え1】 きっかけを忘れないようにすること
始める前にきっかけをはっきりさせておくことで、ブレそうになった時に初心に戻ることができます
「目的」がはっきりしていると、所作の習得も早いです
【心構え2】 自分を変えようとする時に起こる「心の抵抗」を知る
所作は合理的であることが最優先。理想はテキパキ・丁寧・思いやり
無駄のない動きで美しく、丁寧なのに遅くない、そして相手への配慮もちゃんとある、という状態です
忙しいからこそ、心に余白を作る、目の前のことに集中する
心えを整えたい時は、あえてじっくり取り組む。急がなきゃいけない時は無駄をなくしてテキパキ丁寧に
【心構え3】習慣にするために
まずは、人に気づいてもらいやすいところから直すことで、人からの「お褒めの言葉」を心の栄養にする
次に取り組んでいることを身近な人に話す。アウトプットすることで復習になります
家で一人でできる所作のプチおけいこ
【おけいこ1 】今の自分の所作を知る
動画を撮って自分を客観視する。カメラを意識せずに、できるだけ普段通りで、色々な角度から撮影する。
動画を何度も見返して分析し、ノートに改善点や良い点を書き留める
動画が難しければ部屋に沢山「鏡」を置くだけでも意識は変わります
【おけいこ2】あらゆる音に耳を澄ます
音はバロメーター。音と心は表裏一体なので、乱暴な音を立てれば心も乱れ、優しい音を立てれば心も穏やかになる
所作の第一歩は「静かな人」になること。まずは自分が立てる音、人が立てる音、どちらもしっかりと聞くことをテーマに過ごしてみる
音を意識するようになると、「そっと」行動するようになります
そっと置く、そっと閉める、そっと渡す、自然と変わっていきます
ドアを静かに閉めるコツは、閉まる2センチ手前で動きを一瞬止めること
静かなものの置き方のコツは、小指をクッションにする、角の1点をテーブルにつけること
【おけいこ3】玄関は心を整える最高の場所
人を責めたり、批判したり、他人のことを言う前に、まずは自分の足元をよく見ること
靴は前向きに脱ぐ、振り返って腰を落とし靴の向きを変える、玄関下座側の端にきれいに揃えて寄せておく
毎日心をリセットすることができます
【おけいこ4】1日1分「居ずまい」を整える
「居ずまいを正す」 かたちが心を作り、その場の空気も作る
1日1分、正座をして姿勢を整え、目線を定める。深い深呼吸をしながら気持ちも整える
【おけいこ5】ちょっと考えて動くクセをつける
心を整えるためには、目に入るものを整えること
ものは「ゼロ地点に戻す」真っ直ぐ置く、正面に向けて置く、離れるものは揃える
5本の指先は揃える、座ったら膝は閉じる、体や目線はまっすぐに
何か1つだけやるとしたら、「席を立った後、イスをゼロ地点までしっかり戻す」
所作の変化を実感するためには?
所作ノートを作ってどんどん書き留め、成長記録にする。人からもらって嬉しかった言葉も書く
落ち着くためには?
著者がイライラしてしまった時に行うことは以下の2つです
【その1】 認知の対象を変える
イライラの原因以外のことに意識を集中させて、イライラした気持ちを鎮める
根本的な解決はイライラが収まって気持ちが冷静になってから対処すればいいことなので、まずは心を静める
近くの物を拭く、皿洗い、千切りなど、自分が集中できることなら何でもいい
【その2】ハエの目線を持つ
壁に止まっているハエが、怒っている自分を上から見ている、自分の姿を客観的に見られていることを想像すると、ふと我に返れる
鳥、雲など高いところから自分自身を見ているイメージが持てれば何でもいい
所作を意識するということは、「日常生活の中で、今までは毎日当たり前のように無意識で行っていたことを、一つ一つ意識的に行う」ということ
所作で人生が変わる
今日一日だけ、やってみる
ちゃんとやらなきゃ、継続しなきゃと思わずに、今日一日だけお試しでという気持ちでやってみることで、考え方が変わり、自発的に行えるようになっていくものです
【おだやかな人になる所作の習慣】を読んだ感想
「所作」というと、お上品な高貴な人の話だと思って、なんだか他人事に感じてしまいませんか?
私は30代3児のママで、毎日を乗り切るのが精一杯。所作を学んだこともなかったし、意識したこともありませんでしたが、
タイトル「おだやかな人になる」「毎日を心地よくするヒント」に惹かれて本書を手に取りました
その世界のことは実際に覗いてみないと分からない。気になったらまずは本を読んだり、調べたりして、実践してみることが大切ですよね
そして難しいことではなくても、些細なことで、自分が成長できたと感じることが大切だと思っています
私が本書を読んでから意識していることは、「ドアを閉める時は2センチ手前でとめる」「5本の指は揃える」こと
2センチと意識しなくても、一旦止めると思うだけで丁寧に優しく物を扱うことができるのと同時に、その一瞬の間で、物への感謝の気持ちが湧いてくるんです。それがまた嬉しく、心が和みます
5本の指は意識しないと揃いません。こんなに適当だったんだと、自分で自分に驚いています笑
それをきっかけに自分の手をよく見ていると、やはり手にも感謝の気持ちが湧いてきました
これが、穏やかな丁寧な暮らし、そして心のゆとりに繋がっていくのだと思います
自分に合っていたら続ければいいし、違うと感じたらやめればいい。これからも気楽な気持ちでどんどん行動してこうと思います
所作を意識したことがないけれどちょっとしたことから始めたい、穏やかで丁寧なくらしをしたい、心に余裕を持ちたい方に読んで欲しいおすすめの一冊です
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